麻雀試合ルール(中国公式)
|
6. 牌を引く
|
最初の配牌が終わり、ゲームの準備が整ったところで新しい牌を“壁牌(山)”から取ります。親がテーブルの真ん中に牌を表に向けて捨てます。南が1枚牌を取り、また1枚捨てます。西と北もこれに続きます。このように、テーブルを反時計回りに周り、誰かの捨牌を誰かが要求しない限り、続けられます。その場合、順番は、捨牌を取ったプレーヤーに回されます。ゲームプレイの部分でさらに詳しく説明しています。
|
7. ゲームプレイ
|
プレーヤーが牌を捨てた時、他のプレーヤーは、もしその捨牌によって、手牌のいずれかの役が揃う場合、その捨牌を取ってもよいでしょう。しかし、この行動の欠点は、完成した組み合わせを他のプレーヤーに見せなければならないことです。この時、他のプレーヤーは、このプレーヤーがどんな手を作っているかを見ることが出来るのです。プレーヤーは捨牌を取り、以下の役を作ることが出来ます:
|
1.
|
チー ‐チーは同種の牌が3枚続いた組み合わせです。プレーヤーは、捨牌を取り、この役を作る時、“チー”と言わなければいけません。チーは捨牌を要求したプレーヤーの左に、その牌を捨てたプレーヤーが座っている場合にのみ、作るのを許されます。チーの例がこちらです:
|
|
2. |
ポン - ポンは同種の同じ牌が3枚の組み合わせ。プレーヤーは捨牌を取り、この役を作る時“ポン”と言わなければいけません。プレーヤーは作った役を見せてから、1枚牌を捨てます。次のプレーヤー(左回り)の順番が回されます。ポンの例がこちらです:
|
|
3. |
カン - カンは同種の同じ牌の4枚の組み合わせ。捨牌でカンを作る時、プレーヤーはこの役を見せます。さらに見せたカンは、後で分けて使うことが出来ません。しかし手牌でカンを作った場合、プレーヤーはそれを他のプレーヤーから隠すことが出来ます。カンの役を隠す利点は、プレーヤーは、必要であれば4枚の牌を分けて、1枚の牌をチーめために使えることです。カンの例がこちらです:
|
|
どちらの場合にせよ、プレーヤーは普段どおり王牌から1枚牌を取り1枚捨てます。
注: プレーヤーは、捨牌で前に見せたポンをカンにすることは出来ません。
|
さらに詳しいカンの説明:
プレーヤーが山から取った牌と手牌でカンを作る時、テーブルの上にカンを置いて見せ、王牌から牌を取って正しい数の役を作った後で1枚捨てます。この場合、カンの2枚の牌は、表向きにテーブルの上に置き、残りの端の2枚は裏側にしてまだ手牌にカンを持っているように見せます。
もしプレーヤーが、テーブルにポンを置いていて、山から4枚目の同種の牌を引いた場合、プレーヤーは、ポンに1枚足して、カンを作ることが出来ます。
|
4. |
対子 – 同種の牌の2枚の組み合わせ。対子は上がるときを除いて、捨牌から取って作ることは出来ません。そして手牌に1組しか作ってはいけません。対子の例がこちらです:
|
|
|
それでは、もし2人のプレーヤーが同時に捨て牌を欲しい時はどうしたらいいのでしょうか?
その場合、優先権の主張が行われます:
- 上がり(和了)は、ポン、カン、そしてチーより優先権がある。
- ポン&カンの方が、チーよりも優先権がある。
- もし2人のプレーヤーが同時に同じ牌で上がりたい時、最初に要求をした、打牌をしたプレーヤーの右に座る、プレーヤーが上がりとなります。
|
花牌
|
プレーヤーが花牌を取った時、すぐにそれを見せ、王牌から違う牌と交換しなければいけません。ローカルルールによっては、全部の花牌を手牌に持っていた場合、自動的にそのプレーヤーが勝者となりますこともあります。
|
聴牌
|
上がるのに、あと1枚牌が足らないプレーヤーの状態を聴牌(テンパイ)と言います。この状態のことをテンパるとも言います。
|
和了
|
プレーヤーが、全ての手牌を揃え、上がった場合、そのプレーヤーが和了者(勝者)となります。和了した手は、チー、ポン、またはカン、そして対子の役から成ります。
局の終わりに、席順は反時計回りに回転します。これは誰も上がらなかった場合にも行われます。.
|
ラウンド(局)
|
麻雀には、4ラウンド(局)あります:東、南、西、そして北。 1ラウンド内には、席順が次の通りに回転します:東、南、西、北(左回り)。これは、誰も上がらなかった際にも、行われます。
局
|
位置
|
東
|
南
|
西
|
北
|
1 (東 風ラウンド)
|
東(A) |
南(B) |
西(C) |
北(D) |
2 (南 風ラウンド)
|
南(B) |
東(A) |
北(D) |
西(C) |
3 (西 風ラウンド)
|
西(C) |
北(D) |
南(B) |
東(A) |
4 (北 風ラウンド)
|
北(D) |
西(C) |
東(A) |
南(B) |
|
第1ラウンド
|
第2ラウンド
|
|
|
第3ラウンド
|
第4ラウンド
|
|
|
|
このように、1回の麻雀ゲームには、16種類の手牌が存在することになります。
|
その他
|
罰牌は、使われません。最後の1枚の牌を使い終わるまで、局は続けられます。
|
採点法
|
|
前 1 2 3 4
|